実家の親が一人暮らしになって、自分もいい歳だし、そろそろ実家の片づけを始めたいと思う人も多くなりました。日本の空き家の数も年々増えて、今では900万戸もあり地方自治体の問題になっています。
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象です。
家電リサイクル法とは、使い終わった家電をそのまま捨てず、使える資源をリサイクルするための法律です。
対象となるのは、
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
の4種類。
これらは一般的な粗大ごみとして処分せず、販売店や指定引取場所などを通してリサイクルする仕組みになっています。
その際、基本的に消費者がリサイクル料金や収集・運搬料金を負担します。
そのため、一般的な粗大ごみとして出すのではなく、決められた方法で処分する必要があります。
そこで、空き家に残った冷蔵庫を処分する方法を4つ紹介します。
1.リサイクル店に買い取ってもらう
2.ジモティーに格安・無料で出す
3.指定引取場所に自分で持ち込む
4.自治体に相談する
「できるだけお金をかけずに処分したい」という人は、上から順番に試してみてください。
1.リサイクル店に買い取ってもらう
まず確認したいのが、冷蔵庫が売れるかどうかです。
年式が比較的に新しく、稼働している冷蔵庫なら、リサイクルショップなどの買取店に査定してもらえる可能性が十分にあります。
買取してもらえれば、処分費用を払うどころか、逆にお金がもらえます!
買取してもらえる冷蔵庫
例えば、
- 比較的新しい
- 正常に動作する
- 大きな傷や汚れがない
- 庫内の状態が良い
- 人気メーカー
- 需要のある容量
などです。
もちろん、実際に買取できるかどうかはリサイクルショップによって違います。
古い冷蔵庫は買取が難しいことも
注意したいのが、空き家に何年も放置してつかっていない冷蔵庫です。
冷蔵庫は古くなるほど買取できなくなる場合があります。
また、
- 電源が入らない
- 冷えない
- 異音がする
- 大きな傷がある
- 庫内がひどく汚れている
といった場合は買取と断れる場合もあります。
しかし、「古いから絶対売れない」と決めつけるのではなく、一度査定してみるのも方法です。査定は無料が多いのでダメもとで頼んでみましょう。
出張買取が便利
空き家の冷蔵庫で特に便利なのが出張買取です。
冷蔵庫は非常に重いため、自分でリサイクルショップまで運ぶのは大変です。
出張買取に対応している店なら、冷蔵庫のある空き家まで来てもらえる場合があります。
ただし、出張費や査定費、買取できなかった場合の費用などは事前に確認しておきましょう。

2.ジモティーに格安・無料で出す
買取店では値段がつかなかった。
でも、まだ使える。
そんな冷蔵庫なら、スマホアプリのジモティーに出すという方法もあります。
ジモティーでは、不用品を近くの人に譲ることができます。
「無料で引き取ってくれる人を探す」のがいいでしょう。案外引き取ってくれる方がいます。是非使ってみてください。
出品のしかた
冷蔵庫を無料でお譲りします。
空き家の片付けのため処分予定です。
○年製、○○Lです。
現地まで引き取りに来ていただける方をお願いします。
このように、条件を明確にして掲載します。引き取りの日程や時間、場所などを確認しながら、連絡を取り合いましょう。製造や状態が分かる写真を載せることも忘れずに。
「無料」にすると引き取り手が見つかりやすいことも
古い冷蔵庫の場合、リサイクルショップでは値段がつかないことがあります。
それでも正常に使えるなら、
「無料なら欲しい」
という人が見つかる可能性があります。
処分する側にとっても、処分費用を抑えられる可能性があります。
引き取り条件をしっかり書く
冷蔵庫の場合は、特にここが重要です。
例えば、
- 引き取り場所
- 引き取り可能な日時
- 冷蔵庫のメーカー
- 容量
- 製造年
- 動作状況
- 傷や汚れ
- 階数
- エレベーターの有無
- 搬出方法
など。
特に、
「購入者側で搬出してください」
なのか、
「こちらで搬出を手伝います」
なのかは、最初に明確にしておきましょう。
冷蔵庫は搬出が大変
ジモティーの注意点は、冷蔵庫を運び出す必要があることです。
空き家が1階なら比較的対応しやすいですが、2階以上の場合は搬出が大変になります。
無理に一人で運ばず、手伝ってもらいましょう。
また、個人間でのやり取りになるため、受け渡し条件や連絡方法などを事前に明確にしておくことも大切です。
3.指定知己取り場所に持ち込む
「売れない」
「譲る相手も見つからない」
それなら、自分で処分する方法もあります。
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象なので、指定引取場所に持ち込む方法があります。
自分で運搬できるなら、収集・運搬を依頼するより費用を抑えられます。少しでも抑えたい方は利用してみましょう。
基本的な流れ
大まかには、
冷蔵庫を確認する
↓
リサイクル料金を確認する
↓
家電リサイクル券を用意する (自分で冷蔵庫を指定引取場所へ持ち込む場合は、郵便局で家電リサイクル券の手続きをします。まず冷蔵庫のメーカーと容量を確認し、郵便局でリサイクル料金を支払います。その後、家電リサイクル券と冷蔵庫を指定引取場所へ持ち込みます。)
↓
指定引取場所へ持ち込む
という流れです。
ただし、料金や手続きについては、メーカーや冷蔵庫の容量などによって異なります。
事前に家電リサイクル券センターなどで確認しておきましょう。
冷蔵庫のメーカーと容量を確認
リサイクル料金を確認するために、
メーカー名
と
定格内容積
を確認しておきます。
冷蔵庫の扉の内側などに、メーカー名や容量が記載された銘板があります。スマホの写メで撮っておきましょう。
それを確認しまがら進めるといいでしょう。

4.自治体に相談する
「どこに持っていけばいいかわからない」
「ジモティーでも見つからない」
「自分では運ぶ手段がない」
そんな場合は、自治体に相談するのがいいでしょう。
自治体によっては、指定引取場所や処分を依頼できる事業者などを案内してくれる場合があります。
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冷蔵庫の処分にはいくらかかる?
気になるのが、冷蔵庫を処分するときの費用です。
冷蔵庫の処分では、基本的に
リサイクル料金+収集・運搬料金
がかかります。
リサイクル料金は、冷蔵庫の容量やメーカーによって異なりますが、大体3,700~6,200円程度が一つの目安です。
冷蔵庫のリサイクル料金の目安
| 冷蔵庫の容量 | リサイクル料金の目安 |
|---|---|
| 170L以下 | 約3,700~5,600円 |
| 171L以上 | 約4,700~6,200円 |
例えば、170L以下の小型冷蔵庫なら4,000円前後、171L以上の大型冷蔵庫なら5,000円前後を目安に考えておくと分かりやすいでしょう。
ただし、これはリサイクル料金だけの目安です。
販売店などに冷蔵庫の回収・運搬を依頼する場合は、別途、収集・運搬料金がかかります。
そのため、実際に支払う金額は、
リサイクル料金+収集・運搬料金
と考えておきましょう。
一方、自分で指定引取場所まで持ち込む場合は、収集・運搬を依頼しないため、その分の費用を抑えられる可能性があります。
なお、実際のリサイクル料金はメーカーによって違うため、処分するときは冷蔵庫のメーカーと容量を確認してから、家電リサイクル券センターで確認するのがおすすめです。
「冷蔵庫の処分には数千円程度のリサイクル料金がかかり、運んでもらう場合はさらに収集・運搬料金がかかる」と覚えておくと分かりやすいでしょう。
どの方法がいいか
4つの方法を簡単に比較すると、次のようになります。
| 方法 | 費用 | 手間 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| リサイクル店 | 買取ならプラスになる場合も | 少ない | まだ使える冷蔵庫 |
| ジモティー | 無料・格安にできる場合あり | やや多い | まだ使えるが買取されない |
| 指定引取場所 | リサイクル料金など | 多い | 自分で運べる |
| 自治体に相談 | 方法によって異なる | 比較的少ない | 処分方法がわからない |
まとめ
空き家に残った冷蔵庫は、ただ粗大ごみには出せません。家電リサイクル法の対象になります。
処分するなら、まずは次の4つがあります。
1.リサイクル店に買い取ってもらう
まだ使える冷蔵庫なら、処分する前に査定してもいましょう。お金になる場合もあります。
2.ジモティーに格安・無料で出す
買取店では値段がつかなくても、無料なら欲しい人が見つかる可能性があります。取引は丁寧に慎重にしましょう。
3.指定引取場所に自分で持ち込む
自分で運べるなら、収集・運搬を依頼せずに処分する方法があります。リサイクル券を郵便居くで購入すれば安く処分できます。
4.自治体に相談する
処分方法がわからない、自分では運べないという場合は、冷蔵庫がある地域の自治体に相談しましょう。
空き家の片付けでは、最初から「捨てる」だけではありません。
売る → 譲る → 自分で処分する → 自治体に相談する
で費用を安く抑えられます。是非試してみてください。
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