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SUVは本当におすすめ?整備士が教える欠点や選ぶコツ

 

SUVは本当におすすめ?整備士が教える欠点や選ぶコツ

イントロダクション

街を走る車を見ていると、本当にSUVが増えましたよね。私が整備士になった20年以上前は、SUVといえばオフロード専用車のイメージでしたが、今では家族の送り迎えやショッピングに使う「普通の車」になっています。

でも、実際のところSUVって本当におすすめなんでしょうか?整備工場で毎日たくさんのSUVを見てきた私だからこそ言える、リアルな話をお伝えします。「維持費が高そう」「燃費が悪いんでしょ?」そんな疑問に、正直にお答えしていきますね。

この記事を読めば、あなたがSUVを選ぶべきか、それとも他の車種が向いているのか、はっきり分かるはずです。

この記事で分かること

  • SUVとは何か、基本的な定義と種類
  • 整備士目線で見たSUVのメリット6つ
  • 正直に話すSUVのデメリット5つ
  • 実際の維持費はいくらかかるのか
  • どんな人にSUVがおすすめなのか
  • 2024-2025年の人気SUVランキング
  • 賢いSUV選びのポイント

そもそもSUVって何?基本から理解しよう

SUVという言葉、よく聞くけれど正確に説明できる人は意外と少ないんです。まずは基本から押さえていきましょう。

写真AC 引用

SUVの正式名称と意味

SUVは「Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」の略で、日本語では「スポーツ用多目的車」と訳されます。つまり、スポーツやレジャー、日常生活など、さまざまな用途で使える車という意味なんですね。

実は、SUVには明確な定義がありません。メーカーやメディアによって解釈が異なるんです。でも一般的には、以下のような特徴を持つ車がSUVと呼ばれています。

SUVの主な特徴

最低地上高が高い車は、地面と車体の底の間に余裕があります。これによって、舗装されていない道や雪道でも車体が地面に接触しにくくなっているんです。普通の乗用車だと15センチ程度のところ、SUVなら20センチ以上あることが多いですね。

大きめのタイヤを装着していることも特徴です。タイヤが大きいと、凸凹道でも衝撃を吸収しやすく、悪路でのグリップ力も向上します。整備工場でタイヤ交換をするとき、SUVのタイヤは一般的な乗用車より一回り大きいので、持ち上げるのが重くて大変です。

運転席の位置が高くなっていることで、視界が広くなります。普通のセダンと比べると、20〜30センチは目線が高くなりますね。これが運転のしやすさにつながっています。

荷室が広く設計されているのもSUVの魅力です。後部座席を倒せば、かなりの荷物を積むことができます。キャンプ道具一式とか、大きな買い物をしたときなんかに便利です。

SUVの種類を知っておこう

SUVにはいくつかの種類があります。それぞれ特徴が全然違います。

クロスオーバーSUVは、普通の乗用車をベースに作られたSUVです。モノコック構造という、車体とフレームが一体化した造りになっています。現在の日本で販売されているSUVの大半がこのタイプですね。ヤリスクロス、カローラクロス、ハリアーなど、街でよく見かけるSUVはほとんどクロスオーバーSUVです。

街乗りメインで燃費も良く、乗り心地も快適なので、ファミリーカーとしても人気があります。整備する側から見ても、普通の乗用車と共通部品が多いので、メンテナンスしやすいです。

クロスカントリーSUV(本格SUVは、悪路走破を第一に考えて設計された本格派です。ラダーフレーム構造という、はしご状のフレームにボディを載せる頑丈な造りになっています。ランドクルーザージムニーがこのタイプの代表格です。

山道や砂漠、雪道など、過酷な環境でも走れるように作られています。整備していて感じるのは、とにかく頑丈だということ。パーツ一つ一つがしっかりしていて、ちょっとやそっとでは壊れません。ただし、車重が重いので燃費は悪くなりがちです。

コンパクトSUVは、全長4.5メートル以下の小さめのSUVです。SUVの機能性を持ちながら、街中での取り回しのしやすさも重視されています。ヤリスクロス、ライズ、ロッキーなどがこのカテゴリーに入ります。

駐車場でも扱いやすく、燃費も比較的良好です。初めてSUVに乗る人や、普段は街乗り中心という人には、このサイズがおすすめですね。最近の流行りになってます。

ミドルサイズSUVは、全長4.5〜4.8メートル程度のSUVです。カローラクロス、RAV4CX-5などがこのカテゴリーです。サイズと機能性のバランスが取れていて、ファミリーカーとして一番人気があるサイズ感ですね。

3列シートを備えているモデルもあって、大人数での移動にも対応できます。

ラージサイズSUVは、全長4.8メートルを超える大型SUVです。ランドクルーザーハリアーCX-8などがこのサイズに入ります。室内空間が広々としていて、乗り心地も上質です。

ただし、大きさゆえに駐車場選びには注意が必要です。整備工場でも、専用のリフトやスペースが必要になることがありますね。

写真AC 引用

【整備士が語る】SUVのメリット6選

20年以上整備の現場で働いてきて、お客さんがSUVを選ぶ理由がよく分かります。実際にメリットは多く販売数が多いのが分かります。

メリット①:悪路走破性が高い

最低地上高が高いことで、普通の車では走れないような道でも走れます。例えば、雪の日の通勤とか、キャンプ場への山道とか。実際に私のお客さんでも、冬場の雪道のためにSUVを選んだという方が多いですね。

四輪駆動(4WD)システムを搭載しているモデルなら、雪道や雨で濡れた路面でも安定して走れます。タイヤが空転しにくく、坂道発進も楽々です。

車検や点検時に見ていて思うのは、SUVの下回りは本当に頑丈に作られているということ。普通の車なら傷がつきそうな道でも、SUVなら心配が少ないんです。サスペンションも悪路に対応できるよう、ストローク量が大きく設計されています。

メリット②:視界が良く運転しやすい

運転席が高い位置にあるので、前方の視界が本当に広いです。お客さまのクルマを引き取り時に運転させてもらうと信号待ちのとき、前の車の向こうまで見渡せて見通しがいいです。車線変更や合流のときも、周囲の状況が把握しやすい作りになっています。

お客さんからよく聞くのは「初めてSUVに乗ったとき、こんなに見晴らしがいいのかと驚いた」という声です。特に身長が低めの方や、運転に自信がない方から好評です。

注意点:車高が高い分、車の直前や直後の死角は大きくなります。最近のSUVには360度カメラやバックモニターやクリアランスソナーが標準装備されていることが多いので、これらの装備があるモデルを選ぶことをおすすめします。

メリット③:荷物がたくさん積める

SUVの荷室は本当に広く、車内清掃時にこんなに広いのかと思うほどです。

例えば、ヤリスクロスでも荷室容量は390リットルあります。これは普通のセダンの1.5倍くらいの容量なんです。さらに後部座席を倒せば、もっと大きな荷物も積めます。

ゴルフバッグを縦に積めるとか、スノーボードがそのまま入るとか、実用的なメリットが多いですね。ファミリーでアウトドアに行く機会が多い方には、本当におすすめです。

開口部も大きいく一部の車種はオートでバックドアの開け閉めできるのもあるので、荷物の出し入れがしやすいのも良いところです。ベビーカーとか、大きめの買い物とか、日常生活でも便利なんですよ。

メリット④:車高が高いので下廻りをぶつけにくい

タイヤが大きくもともとの車高が高いので、道路の縁石や未舗装道路、雪道やコンビニなどの急な出入り口でも下廻りをぶつけにくいです。縁石や雪道などでアンダーカバーが取れたり、オイルパンをヒットさせて壊したりするのはたいていは車高が低い車です。

メリット⑤:リセールバリューが高い

SUVは中古車市場でも人気が高いため、売却するときの価値が下がりにくいんです。特に国産SUVは海外でも需要が高く、数年乗った後でも高値で売れることが多いです。

実際に私のお客さんでも、3年落ちのSUVを購入価格の70%くらいで売却できたという話をよく聞きます。これは他の車種と比べるとかなり良い売値です。

特にランドクルーザーハリアーなどの人気モデルは、リセールバリューが非常に高いです。将来的に車を売ることを考えている方には、大きなメリットになります。

メリット⑥:サスペンションやボディが丈夫

SUVは悪路や重いものを乗せて走るのが基本設定なので、サスペンションアームが太いし、ブッシュも硬めで、ボディ剛性が高く作られています。整備時に下から見ると、普通車やミニバンよりもサスペンションの作りがいいです。


【正直に話す】SUVのデメリット5選

メリットばかりお伝えしてきましたが、デメリットもしっかりお伝えします。

デメリット①:燃費が悪い傾向にある

これは避けられない事実です。車体が大きく、重量も重いため、どうしても燃費は悪くなりがちです。

例えば、コンパクトカーのヤリスが燃費30km/L以上を実現しているのに対し、ヤリスクロスは30.8km/Lです。一見同じくらいに見えますが、車重が増えている分、実際の走行では差が出やすい傾向にあります。

さらに大型のSUVになると、燃費は15〜20km/L程度まで下がります。年間1万キロ走るとして、レギュラーガソリン140円/Lで計算すると、年間のガソリン代は6万円から9万円くらいかかる計算になります。

ポイント:最近はハイブリッドモデルも増えてきて、燃費性能は確実に向上しています。燃費を重視するなら、ハイブリッドモデルを選ぶのがおすすめです。

デメリット②:タイヤが大きく価格が高い

最近のSUVはタイヤが大きくなってきており、専用サイズしかないために、価格が高い傾向にあります。19インチ以上の大きいタイヤもあります。タイヤ交換も大きくなると大変なので、工賃も高くなります。

デメリット③:維持費が高い

車体が大きく、重量も重いため、税金や保険料も高くなります。整備の現場で見ていても、SUVのオーナーさんは維持費の高さを気にされている方が多いです

自動車税は排気量で決まるため、排気量の大きなSUVほど税金が高くなります。1500cc〜2000ccのSUVなら年間36,500円、2000cc〜2500ccなら年間43,500円かかります。

自動車重量税も重量で決まるため、重いSUVほど高くなります。1.5〜2.0トンのSUVなら、3年間で36,900円です。

タイヤ交換の費用も高めです。SUVのタイヤは大きいので、1本あたりの価格が高いんです。普通の乗用車なら4本で3万円くらいで済むところ、SUVだと5万円以上かかることもあります。

整備士として正直に言うと、部品代も全般的に高めです。ブレーキパッドが大きく、オイルの量なども多くなるため、定期メンテナンスの費用もやや高くなる傾向があります。

デメリット④:乗り降りが大変

車高が高いことのデメリットもあります。乗り降りの際に、足を高く上げる必要があります。私でも少し不便に感じます。

小さなお子さんや高齢の方、足腰に不安のある方には、ちょっと大変かもしれません。実際に私のお客さんでも、「孫が乗り降りしづらそうで心配」という声を聞くことがあります。

最近のSUVには、乗降をサポートするサイドステップや電動サイドステップが装備されているモデルもあります。乗り降りのしやすさを重視する方は、こうした装備があるモデルを選ぶといいです。

荷物の積み込みも、普通の車より高く持ち上げる必要があります。重い荷物を頻繁に積む方には、ちょっと不便かもしれません。

デメリット⑤:駐車場の制約がある

車高が高いため、立体駐車場に入れないことがあります。機械式駐車場の多くは、高さ制限が1.55メートルから1.6メートルに設定されている場合がおおいです。

でも、多くのSUVは車高が1.6メートルを超えています。ヤリスクロスで1.59メートル、カローラクロスで1.62メートルあります。都心部でショッピングに行くとき、駐車場に入れなくて困ることがあるかもしれません。

要注意:事前に駐車場の高さ制限を確認しておく必要があります。自走式の立体駐車場なら入れることが多いので、そういった駐車場を探す習慣をつけるといいです。

車幅も普通の車より広いことが多いので、狭い路地や住宅街では取り回しに注意が必要です。運転に慣れていない方は、最初は苦労するかもしれません。

写真AC 引用

SUVの維持費は実際いくらかかる?

「維持費が高い」とよく言われるSUVですが、実際にどれくらいかかるのか、具体的な数字で見ていきましょう。整備士として、お客さんからよく質問される内容です。

年間維持費の内訳

SUVを持つと、以下のような費用がかかります。

自動車税(年間)は、排気量によって変わります。1500cc〜2000ccで36,500円、2000cc〜2500ccで43,500円です。これは毎年5月に納付書が届いて、必ず払わないといけない税金です。

自動車重量税(2年分)は、車検のときに支払います。1.5〜2.0トンのSUVで24,600円(エコカー減税対象外の場合)です。ハイブリッド車などエコカー減税の対象車なら、この税金が免除されたり減額されたりします。

自賠責保険(2年分)は、車検のときに必ず加入する保険です。約20,000円かかります。これはどの車でもほぼ同じ金額ですね。

任意保険(年間)は、加入する保険会社やプラン、年齢によって大きく変わります。目安として年間40,000円から100,000円くらいです。SUVは車両価格が高いため、車両保険を付けると保険料も高くなる傾向があります。

車検基本料(2年分)は、整備工場によって違いますが、約50,000円から100,000円が相場です。車の状態によっては、追加で部品交換が必要になることもあります。

ガソリン代(年間)は、燃費と走行距離で変わります。年間10,000km走行、燃費20km/L、レギュラー140円/Lで計算すると、約70,000円です。燃費が15km/Lなら約93,000円かかります。

駐車場代(年間)は、地域によって大きく違います。地方なら月5,000円から10,000円、都市部なら月20,000円から30,000円くらいです。年間だと60,000円から360,000円の幅があります。

メンテナンス代(年間)は、オイル交換、タイヤ交換、ワイパー交換などで、年間20,000円から50,000円くらいです。

実例で見る年間維持費

人気のSUV「ヤリスクロス(ハイブリッド)」を例に、年間維持費を計算してみましょう。

  • 自動車税:36,500円
  • 自動車重量税:0円(エコカー減税100%適用)
  • 自賠責保険:10,000円(年間換算)
  • 任意保険:60,000円(仮定)
  • 車検基本料:25,000円(年間換算)
  • ガソリン代:58,000円(年間10,000km、燃費30.8km/L、140円/L)
  • 駐車場代:120,000円(月10,000円として)
  • メンテナンス代:30,000円

合計:約339,500円

月額に換算すると、約28,300円です。

これに対して、ミニバンの「シエンタ」だと、年間維持費は約360,000円程度。実はそこまで大きな差はないんですよ。

一方、軽自動車の「N-BOX」だと、年間維持費は約250,000円程度。やはり軽自動車の方が安く抑えられますね。

整備士が教える維持費を抑えるコツ

ハイブリッドモデルを選ぶと、燃費が良くなり、エコカー減税も適用されます。初期費用は高くなりますが、長期的には維持費を抑えられます。

コンパクトSUVを選ぶことで、税金もガソリン代も抑えられます。特に街乗りメインの方には、コンパクトSUVで十分だと思います。

定期メンテナンスをきちんと行うことも大切です。オイル交換を怠ると、エンジンの燃費が悪くなったり、故障の原因になったりします。結果的に大きな修理費用がかかることがあるんです。

整備工場で働いていて強く感じるのは、きちんとメンテナンスされている車は、本当に長持ちするということ。長い目で見れば、定期メンテナンスは維持費の節約になるんですよ。

任意保険を見直すことも重要です。複数の保険会社で見積もりを取って、補償内容と保険料を比較しましょう。更新のたびに見直すだけで、年間数万円の節約になることもあります。


どんな人にSUVがおすすめ?

SUVのメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、結局のところ、どんな人にSUVが向いているのでしょうか?

アウトドア好きな方

キャンプ、釣り、スキー、サーフィンなど、アウトドアの趣味を楽しんでいる方には、SUVは最高の相棒になります。荷物がたくさん積めるし、悪路も走れるし、汚れても気にならない。

実際に私のお客さんでも、週末にキャンプに行く方は、ほとんどSUVを選んでいますね。「これまではセダンで我慢していたけど、SUVに変えて本当に快適になった」という声をよく聞きます。

雪が多い地域に住んでいる方

冬場に雪が積もる地域に住んでいる方にも、SUVはおすすめです。四輪駆動のSUVなら、雪道でも安定して走れます。

北海道や東北、北陸地方のお客さんは、冬の安全性を考えてSUVを選ぶ方が多いですね。最低地上高が高いので、雪が積もっても車体が埋まりにくいんです。

ファミリーで使う方

3列シートのSUVなら、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に出かけられます。荷物もたくさん積めるので、家族旅行にも便利です。

視界が良いので、小さなお子さんを乗せるときも安心感があります。チャイルドシートの取り付けも、車高が高い方がやりやすいという声もありますよ。

運転に自信がない方

意外かもしれませんが、運転にあまり自信がない方にもSUVはおすすめです。視界が良いので、周囲の状況が把握しやすいんです。

最近のSUVには運転支援機能も充実していて、車線維持支援や自動ブレーキなどが標準装備されていることが多いです。これらの機能が、安全運転をサポートしてくれます。

車の売却を考えている方

3年から5年くらいで車を乗り換える予定がある方にも、SUVはおすすめです。リセールバリューが高いので、売却時に有利なんです。

特に人気モデルなら、3年落ちでも購入価格の70%くらいで売れることもあります。これは大きなメリットですね。

逆にSUVが向いていない人

正直にお伝えすると、SUVが向いていない人もいます。

燃費を最重視する方には、SUVは向いていません。ハイブリッドモデルでも、軽自動車やコンパクトカーには燃費で及びません。

維持費を徹底的に抑えたい方も、軽自動車やコンパクトカーの方がいいでしょう。税金、保険料、メンテナンス代、すべてにおいてSUVは高めです。

都心部で使う機会が多い方で、立体駐車場をよく利用する方は、車高制限に引っかかる可能性があります。事前によく調べておく必要がありますね。

乗り降りのしやすさを重視する方、特に高齢の方や小さなお子さんがいる家庭では、ミニバンの方が便利かもしれません。

写真AC 引用

2024-2025年 人気SUVランキング

ここまでSUVについて詳しく解説してきましたが、実際にどんなモデルが人気なのか気になりますよね。2024年から2025年にかけての販売データをもとに、人気のSUVをご紹介します。

国産SUV販売台数トップ5

第1位:トヨタ ヤリスクロス

2024年12月のSUVセールスで2ヶ月連続首位を獲得。2020年8月のデビューから根強い人気を保っています。コンパクトで扱いやすく、燃費性能も優れています。ハイブリッドモデルの燃費は最高30.8km/Lで、環境性能にも優れているんです。

価格は約190万円からで、手が届きやすい価格設定も魅力。街乗りメインで、初めてSUVに乗る方にもおすすめのモデルですね。

第2位:トヨタ カローラクロス

カローラシリーズ初のSUVとして、2021年に登場。ヤリスクロスより一回り大きく、室内空間も広々としています。ファミリーカーとしての実用性と、SUVの機能性を両立させたバランスの良いモデルです。

価格は約240万円からで、ハイブリッドモデルも用意されています。2024年には全車ハイブリッド化されて、さらに燃費性能が向上しました。

第3位:スズキ ハスラー

SUVの人気モデル。2024年5月に追加された「タフワイルド」が好評で、販売台数を伸ばしています。軽自動車なので税金が安く、維持費を抑えられるのが大きなメリットです。

マイルドハイブリッドシステムを全グレードに搭載していて、軽自動車ながら燃費も良好。4WD車にはグリップコントロールやヒルディセントコントロールも装備されていて、悪路走破性も十分です。

第4位:ホンダ ヴェゼル

2021年にフルモデルチェンジされた2代目が現行モデル。洗練されたデザインと快適な走りが特徴です。ホンダらしい走りの質感の高さが魅力で、運転好きな方から評価が高いですね。

室内空間も広く、使い勝手も良好。価格は約240万円からです。

第5位:トヨタ ハリアー

高級SUVの代名詞的存在。都会的で洗練されたデザインが人気です。上質な内装と静かな乗り心地で、プレミアム感を求める方に支持されています。

価格は約370万円からと高めですが、その分装備も充実。リセールバリューも高く、資産価値を保ちやすいモデルです。

注目の新型・改良モデル

トヨタ ランドクルーザー250は、2024年6月に発売された新型モデルです。ランドクルーザーの伝統を受け継ぎながら、扱いやすいサイズに仕上げられています。本格的なオフロード性能を持ちながら、街乗りでも使いやすいバランスが魅力です。

ランクルFJの解説記事です。参考にどうぞ!

tatsuyajitian.com

 

スズキ ジムニーノマドは、2025年1月に追加された5ドアモデル。従来の3ドアジムニーに対して、後部座席へのアクセスが格段に向上しました。本格的なクロスカントリー性能を持ちながら、実用性も高まっています。

ジムニーノマドの解説記事です。参考にどうぞ!

tatsuyajitian.com

 

マツダ CX-60は、FRレイアウトを採用した意欲作。直列6気筒ディーゼルエンジンやPHEVなど、多彩なパワーユニットを用意。細やかな改良を繰り返して、完成度を高めています。

写真AC 引用

おすすめするSUV

タイプ別におすすめできるSUVをお伝えします。

初めてSUVに乗る方には「ヤリスクロス」をおすすめします。コンパクトで扱いやすく、燃費も良く、価格も手頃。トヨタの品質の高さで、故障も少ないです。

ファミリーカーとしては「カローラクロス」が最適。適度なサイズ感で、室内空間も十分。価格と性能のバランスが良いですね。

維持費を抑えたいなら「ハスラーが一番。軽自動車なので税金が安く、部品代も安い。でもSUVとしての機能もしっかりしています。

本格的にアウトドアを楽しみたいなら「ジムニー。悪路走破性は本物で、壊れにくい。カスタムパーツも豊富で、自分好みに仕上げる楽しさもあります。

高級感を求めるなら「ハリアー。上質な内装と静かな乗り心地は、価格に見合った満足感があります。リセールバリューも高いですよ。

最強の一台が欲しい方「ランドクルーザー」。いわずと知れた最強の一台です。誰もが一回はあこがれるのではないでしょうか!買う時も高いですが、リセールも高い。


賢いSUV選びのポイント

最後に、賢いSUV選びのポイントをお伝えします。

用途を明確にする

まず、何のためにSUVが欲しいのか、はっきりさせることが大切です。

アウトドアメインなら、悪路走破性の高いモデルを選びましょう。4WDは必須です。ジムニーランドクルーザーなど、クロスカントリータイプがいいです。

街乗りメインなら、コンパクトSUVで十分です。燃費も良く、駐車もしやすい。ヤリスクロスやライズがおすすめです。

ファミリーユースなら、ミドルサイズで3列シートのあるモデルを検討しましょう。カローラクロスやCX-8などが候補になります。

サイズをよく考える

自宅や職場の駐車場に入るか、事前に確認しましょう。車高、車幅、全長をメジャーで測って、実際に駐車できるか確かめることをおすすめします。

よく行く場所の駐車場の高さ制限もチェックしておきましょう。機械式駐車場が多い地域なら、車高1.55メートル以下のモデルを選ぶ必要があります。

普段使う道路の幅も考慮に入れましょう。住宅街の狭い道をよく走るなら、車幅の狭いコンパクトSUVの方が安心です。

燃費性能を確認する

カタログ燃費だけでなく、実燃費の口コミもチェックしましょう。カタログ値と実際の燃費には差があることが多いです大抵は実燃費は悪くなることが多いです。

年間の走行距離を考えて、ガソリン代を計算してみることをおすすめします。例えば、年間1万キロ走るとして、燃費20km/Lと15km/Lでは、年間のガソリン代が約2万円違います。

ハイブリッドモデルは初期費用が高いですが、走行距離が多い方なら元が取れることもあります。自分の使い方に合わせて、トータルコストで判断しましょう。

安全装備をチェックする

最近のSUVには、様々な安全装備が搭載されています。でも、グレードによって装備内容が違うので、よく確認しましょう。

自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)は必須だと思います。歩行者検知機能があるものを選びましょう。

車線維持支援システムがあると、高速道路での運転が楽になります。長距離運転が多い方には特におすすめです。

360度カメラやバックモニターは、SUVの死角をカバーしてくれます。駐車が苦手な方には、ぜひ欲しい装備です。

試乗は必ずする

カタログやウェブサイトだけで決めないで、必ず試乗しましょう。実際に運転してみないと分からないことがたくさんあります。

乗り降りのしやすさ、運転席からの視界、ハンドルの重さ、アクセルの反応、ブレーキのフィーリング。すべて実際に体験することが大切です。

家族がいる方は、家族も一緒に試乗しましょう。後部座席の乗り心地、荷室の使いやすさも確認できます。

できれば、普段よく走る道を試乗させてもらいましょう。狭い道や駐車場での取り回しを確認できると、購入後の後悔が減ります。

リセールバリューも考慮する

将来的に車を売ることを考えているなら、リセールバリューの高いモデルを選びましょう。

人気色(白、黒、シルバー)の方が、売却時に高値が付きやすいです。派手な色は好みが分かれるので、中古車市場では値段が下がりやすいです。

人気グレードを選ぶことも重要です。売却時に需要のあるグレードの方が、高く売れます。

メーカーオプションは後から付けられないので、付けておくと売却時に有利です。特にサンルーフや本革シートは、リセールバリューが上がる傾向があります。

メンテナンス

部品の入手しやすさも考慮しましょう。国産車なら基本的に問題ありませんが、輸入車の場合、部品の取り寄せに時間がかかることがあります。部品自体は軽自動車やヤリスクロスぐらいまでは共通部品も多いため変わりませんが、ハリヤークラスになると部品が大きいものや、センサーがたくさんついているので高額にはなりやすいです。

ディーラーの対応も重要です。購入前に、ディーラーを訪問して雰囲気を確認することをおすすめします。アフターサービスがしっかりしているディーラーなら、安心して長く乗れます。


まとめ:あなたにSUVは合っているか?

長い記事になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

SUVは確かに魅力的な車です。視界が良くて運転しやすい、荷物がたくさん積める、悪路に強い、デザインが格好いい。メリットは本当にたくさんあります。

でも同時に、燃費が悪い、維持費が高い、乗り降りが大変、駐車場の制約があるといったデメリットもあります。

大切なのは、自分のライフスタイルに合っているかどうかです。アウトドアが趣味で、週末にキャンプや釣りに行くなら、SUVは最高の選択です。雪の多い地域に住んでいるなら、四輪駆動のSUVは安心感があります。

でも、もし街乗りしかしない、燃費を最優先したい、維持費を徹底的に抑えたいというなら、コンパクトカーや軽自動車の方が向いているかもしれません。

整備士として言えるのは、車は高い買い物だから、後悔しないようにしっかり考えて選んでほしいということです。

この記事が、あなたの車選びの参考になれば嬉しいです。SUVを選ぶにしても選ばないにしても、納得のいく一台に出会えることを願っています。

もし分からないことがあったら、信頼できる整備士に相談してみてください。私たちは、お客さんが満足できる車選びをサポートするのが仕事です。

それでは、良いカーライフを!


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