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カーバッテリー110番とJAF、どっちが得?3年間の費用で比べてみた

エンジン・ミッション
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JAFのロードサービス出動データによると、2025年度のバッテリー上がりによる出動件数は 年間約100万件 です。

1日あたりに換算すると、約2,700件の救援要請が発生している計算になります。

バッテリー上がりは、車のトラブルのなかでも最も多く発生している故障のひとつです。

その急な車のトラブルのときに役に立つ「カーバッテリー110番」と「JAF」ですが、いったいどっちがいいのか、お得なのか気になりませんか?

そこで3年使うという前提で検証してみたいと思います。

この記事で分かること

  • JAFとカーバッテリー110番の仕組みのちがい
  • バッテリー上がりのときにかかる料金の目安
  • 3年間で見たとき、どちらが得になるか

それぞれの仕組みのちがい

JAFは、一般社団法人 日本自動車連盟が運営する会員制のロードサービスです。年会費を払って会員になっておけば、バッテリー上がりやパンク、キーの閉じこみや事故のときのレッカーなど、決まった内容のトラブルは会員ならほぼ無料で対応してもらえます。会員になるのは「車」ではなく「人」なので、友人の車やレンタカー、同乗しているだけの車でも使えるのが大きな特徴です。

いっぽう、カーバッテリー110番は、シェアリングテクノロジー株式会社が運営するサービスです。トラブルのときに、全国にある加盟店が現場に向かうとシステムです。事前の入会は必要なく、困ったときに連絡して、その作業ぶんの料金を払う形態です。あらかじめ備えていつでも使えるJAFと、困ってから頼むカーバッテリー110番の違いがあります。

料金の違い

JAFは、入会金2,000円と年会費4,000円で、初めての年は合計6,000円です。クレジットカードの自動振替などで割引になる場合もあります。

JAFに入っていない人(非会員)でも、JAFを呼ぶことはできます。ただし、料金はかなり高くなる場合が多いです。2024年4月の料金改定で、非会員向けの基本料金が大きく上がりました。バッテリー上がりの応急始動(昼間・一般道)を、非会員が頼んだ場合の例として、21,700円の金額がかかります。

カーバッテリー110番では、エンジン始動(ジャンプスタート)の料金が、軽自動車で12,000円から、普通車で13,000円から(いずれも税込)です。ただし、対応エリア・加盟店・トラブルの内容によっては、この金額で対応できない場合もあります。

JAF会員JAF非会員カーバッテリー110番
事前の費用初年度6,000円(入会金2,000円+年会費4,000円)なしなし
バッテリー上がりの応急始動(普通車)無料21,700円の例(昼間・一般道)13,000円から(税込)
利用回数回数の制限なし(年会費の範囲で何度でも)制限なし(依頼のたびに料金がかかる)呼ぶたびに料金がかかる
見積もり会員は無料のため不要料金体系にそって請求現地で見積もり。確定後の追加料金はないと案内

この表は、普通車・昼間・一般道での応急始動だけを比べた目安です。夜間や高速道路の割増、有料駐車場代、高速道路の通行料、エリアや加盟店による出張費などは含んでいません。料金は変わることがあるため、依頼する前に必ず最新の情報を確認してください。

表を見ると、1回だけ頼むなら、非会員でJAFを呼ぶよりカーバッテリー110番のほうが安く収まりそうです。ただ、本当に知りたいのは「結局、どちらが得なのか」だと思います。次の章で、年会費も入れて3年間の費用で比べてみます。

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3年間の費用で比べると、どちらが得か

JAFは、初年度が6,000円、2年目以降が年4,000円なので、3年間で14,000円です。カーバッテリー110番は、普通車のエンジン始動が1回13,000円からです。これを、3年間にトラブルが何回起きたかで並べてみます。

3年間で呼んだ回数JAF会員カーバッテリー110番JAF非会員
0回14,000円0円0円
1回14,000円13,000円から21,700円
2回14,000円26,000円から43,400円

前提は、普通車・昼間・一般道でのバッテリー上がり(応急始動)だけを、毎回同じ条件で頼んだ場合です。JAFの自動振替割引、夜間や高速道路の割増、出張費、駐車場代などは含んでいません。料金は変わることがあるため、最新の金額を確認してください。

ここで大きいのが、JAFは年会費4,000円(初年度は入会金込みで6,000円)を払えば、何回呼んでも会員は無料という点です。利用回数に制限はないと案内されています。表の「2回」のところは、3回でも5回でも、JAF会員の金額は変わりません。カーバッテリー110番は、呼ぶたびに料金がかかります。

見てのとおり、1回なら、JAFとカーバッテリー110番はほぼ同じ金額です。2回以上になると、JAFのほうがはっきり安くなります。しかも、JAFはバッテリー上がりだけでなく、パンクやキーの閉じこみなども会員は無料なので、「呼ぶ回数」はバッテリー以外のトラブルも合わせて数えられます。同じ年会費で、使える場面が広いです。

バッテリーだけで考えれば消耗品で、使った年数が長くなるほど上がりやすくなります。3年以上乗っている車や、短い距離の運転が多い車は、3年間で1回も起きないことは必ずないです。しかも、ルームランプのつけっぱなしなどのちょっとしたミスもあるので費用から見ても、迷ったときはJAFに入っておくほうが得になります。

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クルマのトラブルはいつ起こるかわからないので、JAFは保険と一緒です。

対応してくれる内容の違い

JAFの強みは、応急処置を中心に、パンクやキーの閉じこみ、けん引など、幅広いトラブルを会員は無料で対応してくれます。けん引も、会員なら20キロまで無料です。高速道路での救援では、後方を見はる車両もあわせて出動してもらえます。

カーバッテリー110番は、エンジン始動のほかに、バッテリー交換の依頼ができるのが特徴です。バッテリー交換は12,100円からとされていますが、これは工賃のみの金額で、バッテリー本体の代金は含まれていません。また、バッテリー交換の対応エリアは、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・愛知県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県とされています。お住まいの地域が対象かどうかは、依頼前に確認しておくと安心です。そのほか、鍵開けや事故のときのレッカー、パンク修理なども、サービスとして並んでいますがそれぞれ料金がかかります。

どちらが得か

カーバッテリー110番とJAFを比較して、私がおすすめしたいのはJAFです。

理由は、バッテリー上がりだけでなく、さまざまな車のトラブルに即座に対応してもらえるからです。

JAFの個人会員は、入会金2,000円と年会費4,000円。初年度は合計6,000円、3年間では合計14,000円です。家族会員なら入会費無料で年間2000円で入れます。

会員なら、バッテリー上がりの応急始動作業を原則無料で利用できますし、さらに、パンクやキーの閉じ込みなど、幅広いトラブルにも対応してくれます。

特に覚えておきたいのが、エンジンがかからない原因は、必ずしもバッテリー上がりとは限らないということです。

バッテリーの劣化だけでなく、スターターモーターなどの故障が原因になっている場合もあります。原因がわからないまま自分で対処しようとしても、解決できないことがあります。

そんなとき、JAFなら現場で車の状態を確認してもらい、原因に応じた応急対応を相談できます。状況によってはその場で解決できる可能性もあり、自走できない場合には搬送などの対応も即座にしてくれます。

カーバッテリー110番はバッテリー上がりの際に頼れるサービスですが、エンジンがかからない原因が別にある場合は、対応内容を確認する必要があり、時間も費用もかかってしまいます。

その点、JAFはバッテリー上がりに限らず、さまざまな車のトラブルに備えられるのが魅力です。

出勤前にエンジンがかからないときや、旅行先で突然トラブルが起きたとき、頼れるサービスがあると心強いです。

車のトラブルは、原因がわからないこともよくあるので、ひとつの故障だけでなく、幅広いトラブルに備えられるJAFがおすすめです。

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