ユーザー車検の書類は意外と簡単にそろいます。
しかし問題は当日に車検場でどこにいけばいいか、お金はいつ払うのか、書類はどこに出せばいいか 検査の仕方はどうしたらいいかわからいですよね。
そこで当日の流れをまとめた、「軽自動車のユーザー車検完全ガイド」の実践編です。書類と自賠責保険の準備は、【準備編】で説明していますので、ここでは、予約から、検査当日の流れ、合格するまでの実践編です。
この記事でわかること
- 検査の予約のしかたと、車検を受けられる時期
- 検査の前に、車で確認しておくこと
- 検査場に着いてから、車検証を受け取るまでの窓口の順番
- 検査コースでの、ひとつひとつの操作
- 不合格になったときの考え方と、合格後にすること
この記事の内容は、2026年10月時点で公表されている、軽自動車検査協会などの案内にもとづく目安です。検査場の配置や受付の時間は、検査場ごとにちがいます。実際に受けるときは、管轄の検査場の案内もあわせて確認してください。
目次
検査の予約をとる

軽自動車検査協会の検査場に、車を持ちこんで検査を受けるときは、事前の予約が必要になります。予約なしで行っても、受けつけてもらえないので、まず予約することからです。予約は、軽自動車検査協会が案内している「軽自動車検査予約システム」で行います。予約のときは、車検証に書かれている車台番号を入力しますので、車検証を見ながら、手続きを始めてください。
車検を受けられる時期
令和7年4月1日から、車検は、有効期間の満了日の「2か月前」から受けられるようになりました。この期間に受けた場合は、いまの車検証の残りの有効期間が、短くなることはありません。新しい有効期間は、いまの満了日の翌日から、2年間になります。くわしくは、国土交通省の案内で確認できます。
逆に、満了日の2か月前よりも早く受けてしまうと、新しい有効期間は、受けた日から2年間になります。残りの期間が、そのぶん短くなってしまいますので、受ける日は、2か月前の日を過ぎてから選びましょう。ただし、年度末の2月、3月は、検査場が混み合います。満了日が近づくほど、予約もとりにくくなりますので、早めに予約を入れるのがおすすめです。
予約の枠と、受付の時間
検査は、午前と午後に分かれ、さらに「ラウンド」と呼ばれる時間帯ごとの枠で行われています。予約をするときは、このラウンドのなかから、受ける時間帯を選びます。ラウンドの数や時間は、検査場によって違いがありますが、だいたいこんな感じです。
| ラウンド | 検査の時間 | 受付の時間 |
|---|---|---|
| 1ラウンド | 9:00〜10:15 | 8:30〜10:10 |
| 2ラウンド | 10:30〜12:00 | 10:15〜11:45 |
| 3ラウンド | 13:00〜14:15 | 12:45〜14:10 |
| 4ラウンド | 14:30〜16:00 | 14:15〜15:45 |
上の表は、あくまで一例です。ラウンドの数や、検査と受付の時間は、検査場ごとにちがいます。窓口の業務の受付時間も、同じ例では、午前8時45分から11時45分まで、午後1時から4時までとされていますが、これも検査場によって違いがあります。かならず、受ける検査場の案内を確認してください。検査場ごとの案内は、全国の事務所・支所一覧から探せます。
表のとおり、受付の時間は、検査の時間とは、ずれています。例では、受付は、枠の始まりより少し前から始まり、枠が終わるより少し前に締め切られます。予約が取れたら、受付の開始と締め切りが何時なのかを、予約の内容や検査場の案内で確認しておきましょう。締め切りぎりぎりではなく、余裕をもって着くようにしてください。また、検査場が受けつけているのは、多くの場合、平日のみです。土曜日、日曜日、祝日、年末年始は、休みになっていますので、仕事の都合を、先に調整していいでしょう。予約の変更や取り消しの方法は、予約サイトの案内で確認してください。
検査の前に、車の確認
書類の準備は、【準備編】のとおりです。ここでは、検査の前日までに、車そのものについて確認しておきたいことをまとめます。
灯火類や警音器が、正しく動くか
検査では、まず車の外観と、安全のための装置が調べられます。軽自動車検査協会が案内している検査の内容には、前照灯(ヘッドランプ)、制動灯(ブレーキランプ)、方向指示器(ウィンカー)、番号灯(ナンバー灯)、尾(テールランプ)、警音器(ホーン)、窓ふき器(ワイパー)、後退灯(バックランプ)、非常点滅表示灯(ハザードランプ)、非常信号用具などが挙げられています。前日に、自分で一つずつ作動させて、きちんと動くことや割れがないかを確かめておきましょう。ブレーキランプは、自分では見えにくい部分ですので、家族に後ろから見てもらうかスマホでの録画でも確認できます。
検査コースに入る前の準備
軽自動車検査協会の案内では、検査は1名乗車で受けるよう決められています。同乗者がいる場合は、検査コースに入る前に、降りてもらってください。また、ホイールキャップなどは、受検の前に取り外しておく必要があります。当日の朝に、あわてて作業することがないよう、前日に外しておくと、時間に余裕が生まれ緊張しなくて済みます。
検査当日の流れ

当日は、検査場の窓口を、決まった順番に回っていきます。軽自動車検査協会の案内によると、ユーザー車検で継続検査を受ける場合の窓口の順番は、次のとおりです。検査場によって、窓口の配置や、窓口の名前が少しちがう場合もありますので、ここでは、一般的な例としてご覧ください。分からない場合は窓口で聞きましょう。
| 順番 | 窓口など | ここですること |
|---|---|---|
| 1 | 5番窓口(協会の窓口) | 予約の確認と、書類の受付をしてもらいます。検査票などの書類を受け取るタイミングや、記入する場所は、検査場の案内にしたがってください。 |
| 2 | 3番窓口 | 検査手数料を納めます。 |
| 3 | 4番(検査コース) | 車を運転して、検査を受けます。 |
| 4 | 5番窓口(協会の窓口) | 検査に合格すると、新しい車検証と検査標章が渡されます。 |
窓口の順番や、構内の配置図の例は、軽自動車検査協会の「申請手続きの順序」のページに載っています。事前に目を通しておくと、当日に迷わなくて済みます。
窓口での書類の手続き
検査場に着いたら、検査場の案内にしたがって、まず予約の確認と、書類の手続きを進めます。軽自動車検査票のように、当日、窓口で受け取る書類がありますので、受け取ってから、車検証を見ながら記入してください。継続検査申請書や自動車重量税納付書は、事前に用意して下書きをしておくと、窓口での記入が少なくて済みますが、記入項目自体が少ないので当日書類をもらって記入しても大丈夫です。ただし、窓口での手続きの順番や、書類を受け取る場所は、検査場によってちがいます。迷ったときは、自己判断で進めず、窓口の人や案内の掲示で確認してください。
重量税の印紙は、印紙の販売窓口で、重量税の額にあたる金額のものを買い、自動車重量税納付書の印紙をはる欄にはります。記入の例は、軽自動車検査協会の公式サイトに載っています。書き方に迷う欄は、そのままにせず、窓口で確認しながら書いてください。
当日に払うお金
当日に払うお金は、主に2つです。ひとつは、自動車重量税です。初度検査から13年たっていない軽自動車で、エコカー減税などがない場合は、自家用で2年分6,600円です。13年をこえると8,200円、18年をこえると8,800円となります。もうひとつは、検査手数料です。検査場に車を持ちこむ場合は、2,500円(検査手数料2,100円と、技術情報管理手数料400円の合計)です。この金額は、軽自動車検査協会の「継続検査(車検)」のページにある「申請手数料」の案内にもとづいています。手数料は改定されることがありますので、受ける前に、かならず最新の金額を確認してください。自賠責保険は、検査の前に入っておく必要があります。
| 項目 | 金額の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 自動車重量税(2年分) | 初度検査から13年未満、自家用、エコカー減税などなし6,600円 13年越え8200円 18年越え8800円 | 印紙を買って、納付書にはります。 |
| 検査手数料 | 2,500円 | 検査場に車を持ちこんで検査を受ける場合の金額です。 |
金額は、軽自動車検査協会の「継続検査(車検)」のページにある案内にもとづく目安です。手数料や重量税は、見直されることがあります。重量税は、エコカー減税の対象かどうかなどでも変わりますので、受ける前に、最新の案内で確認してください。
検査コースの進み方
窓口での手続きが終わったら、いよいよ検査コースです。コースでは、順番に検査機器の上を進み、検査員の指示にしたがって操作します。軽自動車検査協会が案内している、一般的な検査の流れは、次のとおりです。機器の配置や順番は、検査場によってちがいます。
| 順番 | 検査 | 使う機器など |
|---|---|---|
| 1 | 外観・OBD検査 | 検査員が確認します |
| 2 | 排出ガス検査 | CO・HCテスタ |
| 3 | 検査結果の記録 | 記録器(検査票を差しこむ) |
| 4 | サイドスリップ検査 | サイドスリップテスタ |
| 5 | スピードメーター・ヘッドライト・ブレーキの検査 | スピードメータテスタ、ヘッドライトテスタ、ブレーキテスタ |
| 6 | 検査結果の記録 | 記録器(検査票を差しこむ) |
| 7 | 下回り検査 | リフト(検査員の指示で操作) |
1. 外観・OBD検査(検査員が確認します)
調べること:まず、車検証の記載と現車が同じかどうかを確認します。車台番号、原動機の型式、車両番号標(ナンバープレート)、種別、用途、車体の形状、車両の諸元(大きさや重さなど)が見られます。次に、保安装置等が調べられます。保安装置とは前照灯、制動灯(ブレーキランプ)、前部霧灯、補助制動灯、車幅灯、方向指示器、番号灯、非常点滅表示灯、尾灯、警音器(ホーン)、後部霧灯、非常信号用具、駐車灯、窓ふき器(ワイパー)、後退灯などが挙げられています。これらが点灯するか作動するかの点検です。
操作の仕方:検査員の指示にしたがって、車を所定の位置に止めます。灯火類やホーンなどを、操作するよう指示されることがあります。事前に、一つずつ作動を確かめておくと、あわてません。OBD検査は、自動運転技術などに使われる電子制御装置が、きちんと働いているかを確認するもので、対象の車だけ受けます。対象かどうか、受けるときのお願い事項は、軽自動車検査協会のお知らせで確認できます。
2. 排出ガス検査(CO・HCテスタ)
調べること:排気ガスにふくまれる、一酸化炭素(CO)と炭化水素(HC)の量です。
操作の仕方:自分で、検査器の車種選択ボタンを押します。次に、プローブ(測定のための管)を、排気管に60cm以上差しこみます。車を降りるときは、駐車ブレーキを引き、ギアをニュートラルかPレンジにすることを忘れないようにしましょう。
気をつけること:プローブを入れたまま、車を動かしたり、エンジンの回転を上げたりしてはいけません。再検査のときは、再検査の箇所のボタンを押して入場します。
3. サイドスリップテスタ
調べること:前輪の向き、つまり前輪整列(ホイール・アライメント)です。タイヤが、横にずれながら進んでいないかを調べます。
操作の仕方:場内の表示にしたがって、ハンドルを切らずに、ゆっくりと踏み板の上を通ります。
気をつけること:通過中は、ハンドルを切らないでください。まっすぐ、ゆっくり通ることを意識しましょう。
4. スピードメータテスタ
調べること:速度計(スピードメーター)の表示が、正しいかどうかです。
操作の仕方:場内の注意事項の表示にしたがって、速度計が40km/hを指した瞬間に、パッシング(ヘッドライトの点滅)をします。
気をつけること:パッシングのタイミングが大事です。40km/hをすこしキープしてからパッシングしましょう。落ち着いてしましょう。
5. ヘッドライトテスタ
調べること:前照灯(ヘッドライト)の明るさや向きなどです。
操作の仕方:場内の注意事項の表示にしたがって、ヘッドライトを点灯させます(上向きか下向きかは、表示にしたがいます)。そして、ギアをニュートラルにして、駐車ブレーキを引き(踏み)ます。検査が終わったら、駐車ブレーキをもどします。
気をつけること:駐車ブレーキをもどし忘れたまま、前に進まないようにしましょう。
6. ブレーキテスタ
調べること:主ブレーキ(ふだんのブレーキ)と、駐車ブレーキの効きです。
操作の仕方:場内の注意事項の表示にしたがって、ブレーキペダル(駐車ブレーキはレバー)を、静かに踏みます(引きます)。「はなす」「もどす」の表示が出たら、すみやかに従います。
気をつけること:急に強く踏まないでゆっくり踏みましょう。前に進むときは、ヘッドライトテスタの横への動きと、前の車に注意して、安全を確かめてから進みます。
7. 記録器(検査票の差しこみ)
排出ガス検査が終わったときと、サイドスリップ・スピードメーター・ヘッドライト・ブレーキの検査が終わったときに、記録器へ検査票を差しこんで、検査結果を記録します。検査票は、折り曲げないようにしてください。記録のし忘れがないよう忘れずに差しこみましょう。
8. 下回り検査(リフト)
調べること:車の下まわりです。かじ取装置、制動装置、走行装置、緩衝装置(サスペンションなど)、動力伝達装置、車わくと車体、排出ガス関係装置、燃料装置などが見られます。ガタや漏れ、破れを検査します。
操作の仕方:リフトの中央に乗りこんだら、かならずギアをニュートラルにして、エンジンを止め、駐車ブレーキを引きます。そのあとは、検査員の指示にしたがって、ハンドルやブレーキなどを操作します。
気をつけること:エンジンを止め忘れないこと、指示がないうちに勝手に操作しないことが大切です。
検査機器の配置や、機器の名前、細かい操作は、検査場によってちがいます。軽自動車検査協会の「検査の受け方」のページに載っている配置は、自動方式の総合検査用機器(マルチテスタ)の一例です。表示や検査員の指示が、いつでも優先です。
検査コースは、車が動く場所です。前に進むときは、前の車や、ヘッドライトテスターの横への動きに気をつけて、安全を確かめてから進んでください。操作は、すべて、場内の表示と検査員の指示が優先です。くわしくは、検査の受け方のページや、受検方法の動画による解説、そして受検者等の遵守事項・指示事項・注意事項のページにも載っています。初めて受けるときは、先に動画を見ておくと、動きのイメージがつきます。
初めて受ける方の注意
- 初めて受ける方や、不安のある方は、検査の前に、検査担当者にそのことを伝えておきましょう。検査員が教えてくれます。
- 車の種類や、検査場の設備によって、操作がちがう場合があります。わからない操作は、自己判断で進めず、検査員に確認してください。
- EV車は排ガステストはありません。
- 検査コースの中は、歩く速さをこえて走らず、急発進や急停止もしないでください。検査場の敷地の中では、自動車の整備などをすることも、認められていません。
検査場では、不慣れな受検者による事故への注意も呼びかけられています。心配なときは、先に検査場の様子を見学しておくと安心です。検査場ごとの事故の注意は、事故注意喚起情報のページにも載っています。
不合格のときは

検査で不適合になった箇所があると、その部分を直して、もう一度検査を受けることになります。これを、再検査といいます。不合格になっても、最初からやり直しにはなりません。いつ、どのように再検査を受けるかによって、検査の範囲と手数料が変わりってきます。ここでは、順番に整理します。なお、ここで説明する再検査のしくみは、国の機関である自動車技術総合機構が、運輸支局などの案内として公開している内容と、軽自動車検査協会の手数料の案内にもとづいています。軽自動車の検査場でも、同じような扱いになりますが、細かい扱いは、検査場の案内で確認してください。
まず、不適合の内容を確認する
不合格になったら、まず、検査員や窓口で、どの項目が不適合になったのかを、はっきり確認しましょう。そのうえで、その日のうちに直せるのか、直すのに時間がかかるのかを確認しましょう。灯火類の球切れや、ワイパーのゴムの交換のように、すぐに直せるものもあれば、ブレーキや足まわりのように、整備工場での作業が必要なものもあります。
検査場の敷地の中では、自動車の整備などをすることが認められていません。直す作業が必要なときは、敷地の外で行うか、整備工場に相談してください。整備工場に頼んだ場合は、整備の費用が、別にかかります。
当日のうちに再検査を受ける場合
その日のうちに直せるときは、当日の検査の時間内に限り、不適合になった箇所だけを、もう一度検査してもらえます。1回の再検査の申請について、再入場は2回までで、最初の入場とあわせて3回まで受けられるます。3回までに合格できなかった場合は、あらためて検査の申請をやり直すことになり、新しくまた手数料がかかります。
再検査のときは、検査コースの入口で、検査員に再検査であることを伝えて、入場します。再検査の項目だけを検査員に確認してもらって終了です。
翌日以降に再検査を受ける場合
その日のうちに直せないときは、翌日以降に、あらためて再検査を受けることになります。このとき、窓口で「限定自動車検査証」を出してもらうかどうかで、翌日以降の受け方が変わります。
限定自動車検査証は、不適合になった箇所が記載された書類で、整備のために車を動かせるようにするものです。有効期間は、発行した日を入れて、最大15日間です。この期間内に、不適合になった箇所を直して再検査を受ければ、検査は不適合の箇所のみですみます。限定自動車検査証を提出して持ちこむ検査は、通常の持ち込み検査より手数料は安くなります。
注意したいのは、15日以内であっても、車検証の有効期間を超えて、車を運行することはできない点です。限定自動車検査証の有効期間内に、再検査を申請しなかったときは、あらためて、すべての検査を受け直すことになります。限定自動車検査証が必要かどうかは、検査の結果を伝える検査官や、窓口で相談してください。
再検査の方法ごとの手数料
軽自動車検査協会の「継続検査(車検)」のページにある、申請手数料の案内を、再検査に関係する部分だけまとめると、次のとおりです。金額は、2026年10月時点の公表情報にもとづく目安です。
| 再検査のしかた | 検査の範囲 | 手数料の目安 |
|---|---|---|
| 当日の検査時間内に、再入場して受ける | 不適合になった箇所のみ | 同じ申請のなかで受けるため、新たな手数料は必要とされていません。検査場に確認してください。 |
| 限定自動車検査証を提出して、持ちこんで受ける | 不適合になった箇所のみ | 2,100円(検査手数料1,700円と技術情報管理手数料400円) |
| 指定整備工場で整備と検査を受け、限定保安基準適合証を出してもらう | 工場で、不適合になった箇所を整備して検査 | 1,900円(検査手数料1,500円と技術情報管理手数料400円)。整備費用は別です。 |
| 限定自動車検査証を出さずに、後日あらためて受ける、または15日をこえてしまう | 最初から、すべての検査 | 2,500円(通常の持ち込み検査と同じ) |
限定自動車検査証を提出して再検査を受ける場合、予約が必要かどうかは、検査場によってちがう可能性があるので検査場の案内か窓口で、確認しておきましょう。
車検の期限が近いときは、とくに注意
いまの車検証の有効期間が切れたあとは、公道を走ることはできません。満了日が近いのに不合格になったときは、とくに注意が必要です。車検が切れてしまった車は、積載車で検査場まで運ぶか、仮ナンバーを取得して持ちこむ必要があります。仮ナンバーの申請は、運輸支局や市区町村にお問い合わせください。
ブレーキなどの安全にかかわる部分は、無理に自分で直そうとせず、整備工場に相談することをおすすめします。そのためにも、満了日の2か月前から、早めに受けておくと、やり直す時間に余裕がでてきます。
合格した後は
検査に合格したら、最後の5番窓口に、書類をもっていきます。そこで、新しい車検証(電子車検証)と、検査標章が渡されます。受け取ったら、その場で、有効期間や車台番号などの記載が、正しいかどうかを見ておきましょう。もし、まちがいがあれば、窓口を離れる前に、申請しましょう。
検査標章は、車の前面ガラスの運転席側の端にはります。。古い検査標章が残っているときは、はがしてから貼ります。電子車検証は、券面に、有効期間が書かれていません。次の車検の満了日は、検査標章か、国土交通省の「車検証閲覧アプリ」で確認できます。
また、車検の前に点検を行わなかった「後整備」の場合は、検査が終わったあとに、定期点検整備を行う必要があります。車検に合格したことで、点検が終わったわけではありません。点検の詳しい説明は、【準備編】の点検整備記録簿の章を見てください。
まとめ
軽自動車のユーザー車検は、準備と段取りで、ほとんど決まります。まず予約をとり、前日までに書類と車を整えておきます。当日の順番は、窓口で書類を出し、検査手数料を納め、検査コースで検査を受けて、最後に新しい車検証と検査標章を受け取ります。順番が決まっていますので、全体の順番を、あらかじめ頭に入れておけば、落ち着いて進められます。
検査コースでの操作は、どれも、むずかしいものではありません。ただ、初めてだと、緊張して、操作を忘れてしまうことはあります。そんなときは、場内の表示と検査員の指示にしたがえば大丈夫です安心してください。もし不合格になっても、再検査のしくみがありますので、あわてなくて大丈夫です。むしろ、満了日の2か月前から受けられるようになりましたので、時間に余裕をもって、日程を組むほうが大切です。
安全にかかわる部分は、費用よりも、安心を優先してください。自分で点検や整備ができない部分は、整備工場に相談しながら、無理のない形で、ユーザー車検に挑戦してみてください。
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